Hoarding Examples (英語例文等集積所)

いわゆる「学校英語」が、「生きた英語」の中に現れている実例を、淡々とクリップするよ

2020-04-01から1ヶ月間の記事一覧

引用符の使い方, so ~ that ...構文, not A but B, など(コロナ禍とアパレル業界)

今回の実例は、新型コロナウイルス感染拡大による影響とアパレル業界についての記事から。 日本語圏でも「ステイホーム」というカタカナ語、または「Stay Home」という(若干もやっとする大文字の使い方をした)英語フレーズが見られるようになっているが(…

「万が一」を表すshould, if節のない仮定法, 倒置, if節内のever, it is ~ for ... to do ---, 英語の文章の構造(結論が先、理由があと)(絵文字拒否論)【再掲】

このエントリは、2019年6月にアップしたものの再掲である。気楽に読めるエッセイだが、文法的にはばりばりの「受験英語」満載である。 ------------------- 今回の実例は、新聞でほぼ毎日コラムを書いているコラムニストの文章から。 「読んで笑える毒舌辛辣…

too ~ to do ...構文, 報道記事の見出し, 接続詞のasなど(英ボリス・ジョンソン首相、職務復帰)

今回の実例は報道の見出しから。 昨日4月27日(月)に、新型コロナウイルスに感染して自宅療養を続けていたが容態が悪化したために入院し、一時は集中治療室に入っていた英国のボリス・ジョンソン首相が、職務復帰した。ジョンソン首相は12日(日)に退院し…

やや長い文, let alone, if節のない仮定法, seem ~, almost, 【ボキャビル】inconceivable, 関係副詞など(新型コロナウイルス封じ込めに成功した韓国)

今回の実例も、前回と同じ記事から。 前回はこの記事の中の方から見たが、今回は書き出しの方を見てみよう。この記事、書き出し部分がなかなか文学的で読むのが大変かもしれないが(短い記述に情報量がてんこ盛りになっている)、「わからない」と思ってもそ…

セミコロン (;) の使い方(アイルランドの「カーボン・エミッションを2050年までに実質ゼロに」という方針)【再掲】

このエントリは、2019年6月にアップしたものの再掲である。これは学校では習わないことがほとんどだと思う。 ------------------------- 今回の実例は、アイルランドが打ち出した環境危機に際するプランについての報道記事より。 アイルランドは「エメラルド…

whatを用いて《原因・理由》を尋ねる表現(無生物主語), やや長い文, 【ボキャビル】bring home ~, 挿入, remind A of B, the+形容詞, 同格, 助動詞+have+過去分詞(ウィンドラッシュ・スキャンダル)【再掲】

このエントリは、2019年6月にアップしたものの再掲である。こなれた英語独特の難しさはあるが、完全にわからなくても文章を読んで意味を取る(理解する)ための練習にはよい記事だと思う。全文通読をお勧めする。 ------------------------ 前回のエントリで…

by the time ..., 過去完了, to不定詞の意味上の主語, spend ~ -ing, 分詞構文, 「~につき」のa, など(新型コロナウイルス封じ込めに成功した韓国)

今回の実例は、報道記事から。ジャーナリストも現地に直接出向くことができない状態で取材し裏取りをしなければならないので大変だと思うが、この記事は日本にいるジャーナリストが韓国について書いたものである。 広く知られている通り、韓国は今回のパンデ…

やや長い文, unlike ~, 関係代名詞の非制限用法, パンクチュエーション(日本の「医療崩壊」の危機)

今回も、前々回および前回と同じ記事から。 今回は記事の一番最後の方、同じ危機の中にあって、英国という遠く離れた場所から東アジア(極東アジア)を概観してまとめている部分から。 記事はこちら: www.bbc.com

【業務連絡】今日の投稿は少し遅れます。

いつもご覧いただきありがとうございます。 今日の投稿は少し遅れます。 1時間後にまたチェックしてみてください。

関係代名詞の非制限用法, prepare for ~, despite ~,《同格》のthatの省略(日本の「医療崩壊」の危機)

今回の実例は前回のと同じ記事から。 前回は報道記事そのものの一部を見たが、今回はその記事に書き添えられたエディターの「分析」(Analysis)から見ていこう。「分析」は、日本のメディアの用語でいえば「解説」のようなものだ。 記事はこちら: www.bbc.c…

現在完了, be unable to do ~, due to ~, 過去分詞の後置修飾、など(日本の「医療崩壊」の危機)

今回の実例は、日本についての報道記事から。 新型コロナウイルスの流行について、日本は実はかなり早い段階では英語圏で連日トップニュースになるような扱いを受けていた。乗客や乗員に多くの欧米人が含まれていたダイヤモンド・プリンセス号のことがあった…

部分否定, when it comes to ~, be going to have to do ~など(新型コロナウイルスとワクチンの可能性)

今回の実例は、報道記事から。 新型コロナウイルスに関しては「ワクチンができれば安心だ」みたいな前提があるが、一般論として、すべてのウイルス(を含む病原体)にワクチンがあるわけではない。このウイルスはまだまだわかっていないことがとてもたくさん…

not only A but B, 〈感情〉の原因・理由を表すthat節 (英国の無情な政策、「ウィンドラッシュ・スキャンダル」)【再掲】

このエントリは、2019年6月にアップしたものの再掲である。難関校志望の大学受験生なら楽に読めるだろう、という長文記事を取り上げている。 ------------------------------ 今回の実例は、ガーディアンの日曜版であるオブザーヴァーに掲載された、週末の長…

a day after ~, not A but B, 【ボキャビル】学校ではたぶん習わない表現(英保守党党首選)【再掲】

このエントリは、2019年6月にアップしたものの再掲である。ここで取り上げた記事で保守党党首選挙から脱落したマット・ハンコック議員は、この党首選を制したボリス・ジョンソンに重用されており、2020年3月現在(新型コロナウイルスがパンデミックになった…

It is ~ that ...の強調構文(この事態に際しても、海外での評判を気にする日本の安倍政権)

今回の実例は、報道記事から。 記事についての説明のための前置きは、書いているとその間にブチきれそうになるので省略。記事はこちら: Japan sets aside $22 million to buff government’s global image amid pandemic struggles https://t.co/htJpvWf9Fz —…

to不定詞の意味上の主語, 主語になるto不定詞句, 疑問詞節(米大統領の「WHOへの資金拠出停止」発言と現実)

今回の実例は報道記事より、テレビの時事系番組での識者の発言を紹介している部分から。 ドナルド・トランプ米大統領がCDC(疾病対策センター)を縮小した自分の責任を回避し、陰謀論を振りかざしてWHOへの資金拠出を停止するとブチあげていることは、日本語…

仮定法過去 (ああ、2020年)

今回の実例はTwitterから。 っていうか、解説いらないよね。 #How2020CouldGetWorse If I looked out my window and saw this I wouldn't be surprised pic.twitter.com/wYwhyHe5kH — captaintaco2345 (@captaintaco2345) 2020年4月14日 「窓から外を見てこ…

be due to do ~, 関係代名詞の非制限用法, cannot do ~ enough(英、ボリス・ジョンソン首相退院)

今回の実例も、前回と同じ記事から。記事はこちら: www.bbc.com ボリス・ジョンソンのこの退院後のメッセージは、日本では「よいリーダーのもの」として評価されているようだ。そのように見ることは間違いではないのだが、この人物が首相になるまでの道のり…

関係代名詞の二重限定, やや長い文, It is ~ that ...の強調構文, thatの判別(英、ボリス・ジョンソン首相退院)

今回の実例は英国のボリス・ジョンソン首相の発言から。 先日みた通り、ジョンソン首相は新型コロナウイルス感染でしばらく入院していた。一時は集中治療室に入れられるほど病状が深刻で、英国では支援者以外も「いくらなんでもこんなことで死ぬなよ……」とい…

so ~ that ... 構文, some ~, others ...の構文, 倒置, やや例外的な分詞の後置修飾(HBOのドラマ『チェルノブイリ』)【再掲】

このエントリは、2019年6月にアップしたものの再掲である。センター試験のような基礎力を問う試験でも頻出の項目について扱っているほか、やや例外的なことについても触れている。こういった例外もありのままに見て「実際にはこういうのがあるんだ」というこ…

学校では習わないかもしれない、接続詞asの節における省略、最上級 + ever(HBOのドラマ『チェルノブイリ』)【再掲】

このエントリは、2019年6月にアップしたものの再掲である。引き続き、英語で何かを書くときに重視したい項目を扱っている。 --------------------------------------- 今回の実例は、前回と同じ記事から、学術論文であれビジネスの場でのプレゼンテーション…

集合名詞(「スタッフ」の表し方)、be動詞の分詞構文でbe動詞が省略された形(HBOのドラマ『チェルノブイリ』はどこまで本当か)【再掲】

このエントリは、2019年6月にアップしたものの再掲である。英文を読む分には気にしなくてよいが、書くとなると必ず気にしなければならないことを扱っている。 --------------------------- 今回の実例は、前々回のエントリで言及したHBOのドラマに関するBBC…

同等比較, 関係代名詞, 接続詞のas, やや長い文(「モデル」はなぜ正確に予測できないのか)

今回の実例も、前回と同じ記事から。 "Garbage in, garbage out" という言葉を聞いたことがある人もいるかもしれない。Garbageはアメリカ英語で「ゴミ一般」のこと(イギリス英語ではrubbish, またはtrashと呼ばれる類のゴミ)で、「ゴミを入れたらゴミが出…

形容詞の限定用法, persuade ~ to do ..., 付帯状況のwith, to不定詞の副詞的用法, 関係代名詞what, 挿入など(「モデル」はなぜ正確に予測できないのか)

今回の実例は、新聞に出ている解説記事から。 文脈は下記連ツイ参照。(変換ミスは見逃してください) しばらく前に英国のニュースで呼んでたこととほぼ同じ。今日もガーディアンにこの話しに関連する記事参照出てる。この次にぶら下げるの https://t.co/tVS…

聞き取りの練習になるビデオ、more ~ than ever, make + O + C, proudの意味, など(アントニオ・グテレス国連事務総長のメッセージ)

今回の実例は、文法云々というより、聞き取りの練習。国連事務総長のメッセージを見てみよう。 今日、4月7日は「世界保健デー」である。英語ではWorld Health Dayと言う。WHO(世界保健機関)の設立を記念する日だ。詳細はリンク先(ウィキペディア日本版)…

不定冠詞の使い方、英米差 (英ジョンソン首相が病院へ)

今回の実例はBBCの報道記事から。 こういうときだからこそ、めっちゃ冷静に、傍目から見たら「そこか」と呆れられるようなことを題材としたい。 イライラしている人から見たら呑気に思われるかもしれないが、私は別に呑気に構えているわけではないということ…

while -ing(接続詞whileと、前置詞duringについて)(トランプ流「成功」の作り方)【再掲】

このエントリは、2019年6月にアップしたものの再掲である。ここで取り上げているような《省略》を正しく読めない人がとても多いが、実務で英語を使うなら、しっかり読めるようにしておきたい。 ------------------ 「英語はざっと読んで、必要な情報が取れる…

仮定法ではないif節の文(直説法と仮定法の違い)、that's because S+V (ロシア国営TVが語る「チェルノブイリの真実」というフィクション)【再掲】

このエントリは、2019年6月にアップしたものの再掲である。機械翻訳に頼ってようやく英文を読んでいるような人はここの理解がとても雑なので、情報を正しく受け取れないことが多い、という項目である。 ------------------------------- 高校で「仮定法」と…

条件を表すif節とその論理構造, 疑問詞+to不定詞, 省略, 前置詞+動名詞, など(WHOによるマスク着用のガイド)

【2020年6月9日補記】 本稿は、2020年4月3日にアップロードしており、その時点でWHOのサイトで確認することができた最新情報を扱ったものである。その後、4月下旬にはドイツなど欧州各国で公共の場でのマスク着用が義務化されるなどの動きがあり、さらに6月5…

【業務連絡】本日の投稿時間が少し遅れます

いつもご閲覧いただき、ありがとうございます。 本日、記事が予定時間内に書き終わらなかったため、アップする時間が少し遅くなります。1時間くらいかな……13:30にまた見に来てください。 すみません。 nofrills拝

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