Hoarding Examples (英語例文等集積所)

いわゆる「学校英語」が、「生きた英語」の中に現れている実例を、淡々とクリップするよ

2019-03-01から1ヶ月間の記事一覧

関係代名詞の非制限用法、分詞構文(再掲)

※この記事は、2019年1月にこのブログを開設したころにまとめて投稿したいくつかの記事のひとつである。開設時の記事はほとんど閲覧されていないので、重要事項の実例として改めて見ておいていただきたく、ここにコピーして再掲しておこう。 ****************…

挿入, each, every, 《同格》のthat, 名詞節のif節, 副詞節のif節, ask ~ to do ..., 前置詞+動名詞, 時制

今回の実例は、英国発の珍ニュースから。英国(イングランド)のロンドンからドイツのデュッセルドルフに向かうブリティッシュ・エアウェイズ(BA)飛行機に乗ったはずが、着陸したのは英国内(スコットランド)のエディンバラだった、ということが起きた。 …

知覚動詞+O+現在分詞、付帯状況のwith、独立分詞構文

今回の実例は、サッカーの欧州選手権(EURO)の予選で、観客席からイングランド代表の選手たちに対する人種差別の罵詈雑言が飛ばされた件についての報道。 イングランドがモンテネグロのポドゴリツァを訪れて行われた試合で、その残念な事態は発生した。 記…

地名の表し方、分詞の後置修飾、to不定詞の形容詞的用法、同格、one of the + 複数形、関係代名詞の非制限用法

今回の実例は、ブラジルで原子力発電所に向かうウラン燃料を積んだ車が、途中で銃撃を受けたという、ちょっとびっくりしてしまうようなニュースから。 どういうことがあったのかは、各自記事全文をご参照いただきたいが、手短に言うと、ウラン燃料を乗せた車…

《同格》のthatの省略、let alone ~

今回の実例は、いわゆる「イスラム国(自称)」(以下、「イスイス団」と表記する*1)がシリア国内に有していた支配域を完全に失ったという宣言のあとに続いたニュースから。 シリア内戦は、日本語圏ではかなり雑な説明が横行しているので(その背後には政治…

分詞構文、挿入、付帯状況のwithと過去分詞

今回の実例は、ソマリアの首都モガディシュ(モガディシオ)で発生した、武装勢力アルシャバブ(アッシャバブ)による自爆攻撃についての報道記事から。 ソマリアは、アフリカ大陸の東の端でアラビア半島と向かい合う、「アフリカの角(つの)」と呼ばれる地…

ツッコミどころ満載のニュースにツッコミを入れる表現: stop -ing (動名詞), 否定疑問文, 省略, 同等比較

今回の実例は、やや変則的に、ツッコミどころ満載のニュースにツッコミを入れるときの表現を、Twitterから集めてみよう。 「ツッコミどころ満載のニュース」というのはこれだ。話題としてはせいぜい「スポーツ新聞の記事」で、「超能力者(自称)が念力でのB…

挿入、強調(再掲)

※この記事は、2019年1月にこのブログを開設したころにまとめて投稿したいくつかの記事のひとつである。開設時の記事はほとんど閲覧されていないので、重要事項の実例として改めて見ておいていただきたく、ここにコピーして再掲しておこう。 ****************…

パンクチュエーション(句読法)、最上級表現

今回の実例は、アイルランドの外務大臣のTwitterから。トピックは20日に引き続きパンクチュエーション(句読法)と、最上級表現。 Today the Taoiseach, ⁦@ciarancannon⁩ and I will launch the most ambitious Overseas Development Strategy Ireland has e…

素早く読んで内容を把握する練習に好適な文(シアトル・マリナーズのステートメント)、「~の間」を表す表現、和製英語の表現の表し方

今回の実例は、イチロー選手の引退を告知するシアトル・マリナーズの広報の文章。 MLB開幕戦のオークランド・アスレチックス対シアトル・マリナーズの第2戦が行われる3月21日の昼間、日本語の報道で「イチロー選手が第一線を退く意向を球団に伝えた」という…

形式主語、to不定詞の意味上の主語、現在完了進行形、「~を求めて」の意味のfor, what we call

今回の実例は、今年の春分の日はスーパームーンが重なるという非常に珍しいめぐりあわせで、日本時間では3月21日の夕方から上る月がスーパームーンで大きく見えるということについての解説記事から。 「スーパームーン」は、ごく最近になって騒がれるように…

条件のif節(直説法)、パンクチュエーション(句読法)の英米差

今回の実例は、2019年3月上旬にBBC Newsが出した特集記事から。トピックは中国の通信機器メーカー「ファーウェイ(華為, 英語ではHuawei)」のことで、実例として見る箇所は米国政府が同社製品の使用を禁止したことに関連する部分。 記事はこちら。ページが…

《否定》の意味合いの同等比較 (as ~ as ...)

今回の実例はTwitterから。 ヨーロッパのラグビーの国際大会に「シックス・ネイションズ」というのがある。イングランド、ウェールズ、スコットランド、アイルランドの4つに、フランスとイタリアを加えた6つの代表チームが総当たりで競い合う大会で、毎年欧…

代名詞のother, 完了不定詞

今回の実例は、先週金曜日にニュージーランドのクライストチャーチで起きたとんでもないテロ攻撃に関する最新の報道記事から。 本題に入る前に、この攻撃でテロリストに殺された50人の方々を悼み、残されたご家族・ご友人のみなさまに心からのお見舞いを申し…

be convinced that ..., 《let + O + 動詞の原形》, at least, without -ing(前置詞+動名詞), 関係代名詞の非制限用法, 挿入, 《make + O + 動詞の原形》, 比較級, 強調 (再掲)

※この記事は、2019年1月にこのブログを開設したころにまとめて投稿したいくつかの記事のひとつである。開設時の記事はほとんど閲覧されていないので、重要事項がたくさん入った例として改めて見ておいていただきたく、ここにコピーして再掲しておこう。 今回…

《時》を表す副詞節内で「未来」を言うのに使われる現在形、SVCの文型におけるturn

今回の実例は、Twitterから。3月14日に英語圏でバズっていたもので、アメリカの小学校で出された作文の宿題と、エマという子の答えである。 Protect Emma at all costs pic.twitter.com/EoG32lit6n — Luminary Jones (@FeministaJones) March 13, 2019

A rather than B が A not B という意味になることがある

今回の実例は、3月12日、英国下院で、Brexit(英国のEU離脱)に関するテリーザ・メイ首相の合意案について、いわゆる「意味ある採決 meaningful vote」の第2弾が行なわれる日の国会審議を伝えるライヴ・ブログから。 www.theguardian.com

one of the + 複数形、倒置

今回の実例は、2月12日のアイリッシュ・タイムズの論説記事から。書いたのは同紙で長く執筆しているベテラン・ジャーナリストのフィンタン・オトゥールで、トピックは英国のEU離脱関連。 アイルランド島北部の6州が「北アイルランド」として「英国の一部」と…

no other ~, 「総称」のthe, grow used to ~

今回の実例は、この冬、ロシアで人が暮らす区域にシロクマの大群が出現したことを受けて、英ガーディアンの環境部門エディター、ジョナサン・ワッツさんの分析記事から。 「シロクマの侵略」と伝えられたこの件、下記の映像(カナダのCBCニュース)がよく整…

複合関係代名詞、時を表す副詞節

今回の実例は、日本の「はやぶさ2」が小惑星「リュウグウ」への着陸に成功した、というニュースから。 「はやぶさ2」の着陸成功は、英語圏でもかなり大きなニュースになっていて、大手メディア各社に記事が出ていたから、興味のある人は探してみるとよいだろ…

仮定法過去 (if only ~)

今回の実例は、2018年2月14日にアメリカで発生した高校での銃撃事件から1年を迎える前にガーディアンに出た「コロンバインからパークランドまで: 大量銃撃について私たちはいかに誤った解釈をしていたか」という文章から。 www.theguardian.com この文章の筆…

make + O + 動詞の原形 (使役動詞)、無生物主語(再掲)

※この記事は、2019年1月にこのブログを開設したころにまとめて投稿したいくつかの記事のひとつである。開設時の記事はほとんど閲覧されていないので、身近なニュースの中に重要な文法項目が出てきている例として改めて見ておいていただきたく、ここにコピー…

to不定詞の意味上の主語(ofが使われる場合)

今回の実例はTwitterから。ある人の発言に対する別の人の肯定的なリプライで、「あなたがそれを認めるのはよいことだ」という表現に、中学で《to不定詞の意味上の主語》の《例外》として教わるもの(でも覚えてしまえば何でもないもの)が出てきている。

挿入、時制、現在完了進行形、become + 補語、同格のthat、進行形の受動態

今回の実例は、イギリスでちょっとした騒ぎを引き起こした「ネット上の噂」について、「噂になっているような事実はない」との指摘がなされていることを報道する記事から。 いつもならこの位置に、参照する記事のURLを入れて、記事についている写真が表示さ…

時制、現在完了、過去完了、時制の一致、分詞構文

今回の実例は、カルロス・ゴーン前日産自動車会長の保釈が決まったということを伝えるBBC Newsの記事から。現在完了と過去完了の使い方がイマイチわからないという人にはよい実例だろう。 ゴーン氏は昨年11月の逮捕からずっと拘置所に入れられており、そのこ…

現在完了の受動態、前置詞+動名詞、前置詞+関係代名詞、to不定詞の受動態

今回の実例は、2月10日付のイギリスでの報道から。トピックは都市計画というか、都心部の公園の開発というか、新施設を付け加えることについてである。 www.theguardian.com なお、記事の掲載媒体はガーディアンだが、中身はPress Associationという通信社*1…

完了分詞構文

今回の実例も、米アカデミー賞でラミ・マレックが最優秀主演男優賞を取ったときの記事から。演技派というか変幻自在でスクリーンでは原形を留めない風貌になることでおなじみのクリスチャン・ベイルや、同賞初のノミネートとなったベテラン俳優ウィレム・デ…

前置詞+動名詞、to不定詞の形容詞的用法、文修飾の副詞、コロンやセミコロンの用法

今回の実例は、アメリカのアカデミー賞でラミ・マレックが主演男優賞を獲得したことについての記事から。 マレックはアメリカ生まれのアメリカ人だが、両親はエジプト人だから「エジプト系アメリカ人」、もっと言えば「アラブ系アメリカ人」である。ちなみに…

やけに長い文(再掲)

※この記事も、このブログを開設したころに投稿したいくつかの記事のひとつである。開設時の記事はほとんど閲覧されていないし、このような構造が取りづらい長い文を正確に読む力は、英語で書かれたものをさくさくと読んでいく必要があるときに是が非でも必要…

挿入、強調(再掲)

※この記事は、2019年1月にこのブログを開設したころにまとめて投稿したいくつかの記事のひとつである。開設時の記事はほとんど閲覧されていないが、重要なポイントが入っているので改めて見ておいていただきたく、ここにコピーして再掲する(文面の形式を少…

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