Hoarding Examples (英語例文等集積所)

いわゆる「学校英語」が、「生きた英語」の中に現れている実例を、淡々とクリップするよ

2021-02-01から1ヶ月間の記事一覧

紛らわしいthatの用法, 感覚動詞+O+動詞の原形, 前置詞+動名詞, want to do ..., want ~ -ing, want ~ to do ... (アーセナル新任監督、ミケル・アルテタの抱負)【再掲】

このエントリは、2019年12月にアップしたものの再掲である。 ----------------- 今回の実例は、スポーツのチームで、新任の監督が抱負を語ったという記事から。 アーセナルFCは、20年以上チームを率いたアーセン・ヴェンゲル監督が退任したあとを受けたウナ…

【ボキャビル】apologise for ~, 過去分詞単独での後置修飾, 動名詞の意味上の主語, 未来完了など(落選議員の泣きっ面に蜂)【再掲】

このエントリは、2019年12月にアップしたものの再掲である。 ----------------- 今回の実例は、12月13日の総選挙で残念ながら議席を失った議員が見舞われた悲劇についての報道記事より。 イギリスの国会議事堂は、観光ガイドブックの表紙にもなっている例の…

やや長い文、助動詞+have+過去分詞、関係代名詞、など(チャールズ・ディケンズ、生涯最後のクリスマスに届かなかった七面鳥)【再掲】

このエントリは、2019年12月にアップしたものの再掲である。 ----------------- 今回の実例は、クリスマス前の「小ネタ」系記事から。 チャールズ・ディケンズという名前は日本でもよく知られている。19世紀ヴィクトリア朝の英国を代表する小説家のひとりだ…

報道記事の見出し、見出しにおけるto不定詞、分詞構文、to不定詞の形容詞的用法、など(ドナルド・トランプ弾劾)【再掲】

このエントリは、2019年12月にアップしたものの再掲である。 ----------------- 今回の実例は、つい先ほどのニュースから。 今日2019年12月18日から19日(時差により日付が変わる)に世界的に最も大きな関心を集めているのは、米国議会下院でのトランプ大統…

論説文のスタイル, 抽象名詞であるはずのものに複数形のsがつくとき, 付帯状況のwith(パンデミックと人権: 国連事務総長の主張)

今回の実例は、国連のアントニオ・グテーレス(グテレス)事務総長の文章から。 本題に入る前に、そのグテーレス事務総長へのインタビューを行うに際し、毎日新聞が読者から事務総長への質問を受け付けている。受け付けは今日、2月24日いっぱいまでとなって…

分詞構文、省略語で使うピリオドの有無(英米差)、定冠詞のtheの省略、be known for ~など(パキスタンの元大統領に反逆罪で死刑判決)【再掲】

このエントリは、2019年12月にアップしたものの再掲である。 ----------------- 今回の実例は国際報道の記事から。 2001年から08年の間に意識があった大人なら「むしゃらふだいとうりょう」というフレーズは「ムシャラフ大統領」と即座に認識されるだろう。…

日本語の「仕方がない」を英語でどう表現するか, およびアメリカ英語のAAVEについて

今回の実例は、Twitterから。 現実世界に複数言語話者がいるのだから、Twitterにも複数言語話者がいて、その中には日本語を外国語として習得した人々もいる。そして、英語を母語とする日本語話者の間でときどき、日本で日本語のフレーズの「対訳」としてあら…

as ~ as ..., 《条件》を表す直説法のif節, those who ~, spend ~ -ing, the + 比較級 ~, the + 比較級 ... 【再掲】

このエントリは、2019年12月にアップしたものの再掲である。 ----------------- 今回の実例も、前回のと同じ、労働党の大惨敗に終わった総選挙の結果を受けて労働党の国会議員であるジェス・フィリップスが書いた論説記事*1から。 記事はこちら: www.theguar…

《感情》の原因を表すthat節, thousands of + 複数形, 動名詞, 《同格》のthat節, get used to -ingなど(労働党の大敗を直視する労働党議員)【再掲】

このエントリは、2019年12月にアップしたものの再掲である。 ----------------- 今回の実例はガーディアンに掲載された論説記事より。 12月12日(木)に行われた英国の総選挙の結果は、広く日本でも報道されている通りで、獲得票数を分析すればまた違った像…

thatの区別, 補語になるthat節, 関係代名詞のthat, let + O + 動詞の原形, (また新たな変異株、B.1.525: その3)

今回も、前々回、前回の続きで、新型コロナウイルスのまた新たな変異株についての報道記事から。 この記事のこの部分は、変異株についての恐怖感をあおらないようにする文体というか、情報を手際よくむぎゅむぎゅと詰め込んで、立て板に水のように語っている…

連鎖関係代名詞, やや長い文, make + O + C, など(また新たな変異株、B.1.525: その2)

今回の実例は、前回の続きで、報道記事から。 今回は前置きなしで、いきなり本題に入ろう。記事はこちら: www.bbc.com 前回見たところの続きを読んでみよう。

接触節, やや長い文, help + O + 動詞の原形, など(また新たな変異株、B.1.525)

今回の実例は、報道記事から。 ウイルスというものには変異が生じる。この1年間、世界を振り回してきた新型コロナウイルスも例外ではなく、2021年になってから世界的に注目を集めているのは、昨年の終わりに英国というかイングランドで確認された変異株と、…

固有名詞が複数形になるとき, 助動詞+完了形, など(ドナルド・トランプの弾劾裁判の結論に)

今回の実例は、Twitterから。 (以下、肩書・敬称等省略) 日本の報道機関でも大きく報じられていると思うが、ドナルド・トランプの弾劾裁判は、予想されていたより早く先週末に結論が出され、共和党の反対により上院で必要な3分の2に届かず、米議会はトラン…

トピック文とサポート文, andによる接続, やや長い文, in order to do ~など(科学と女性)

今回の実例は、前回の続きで、国連のInternational Day of Women and Girls in Science (2月11日)に際してのプレスリリースの最後の方、STEM分野(いわゆる理系)と女性・女子の関係について説明している部分を読んでみよう。 記事はこちら: International…

付帯状況のwith, 同格, get + O + 現在分詞, パンクチュエーション(コロン), get + O + 過去分詞, 関係代名詞の非制限用法(ロンドン市長の日曜日の朝)【再掲】

このエントリは、2019年12月にアップしたものの再掲である。 ----------------- 今回の実例は日曜日の新聞に掲載されたインタビュー記事から。日曜日の新聞だから、のんびりしたムードの記事だ。 このエントリは12月13日の昼にアップロードされるよう設定し…

used to do ~, 関係副詞の非制限用法, 最上級を用いた表現, way to do ~, stop + O + -ingなど(スティーヴ・クーガン、戦術的投票を呼び掛ける)【再掲】

このエントリは、2019年12月にアップしたものの再掲である。 ----------------- 今回の実例は、英国の総選挙直前に出た論説記事から(英国の総選挙は今日、12月12日が投票日である)。 筆者はスティーヴ・クーガン。英国では超有名なコメディアン(お笑い芸…

数量表現, 「~の…パーセントがーだ」の表現, andによる接続(科学と女性)

今回の実例は、国連のプレスリリースから。 2月11日は、日本では神話の登場人物がなんちゃらという日かもしれないが、国連ではInternational Day of Women and Girls in Scienceとされている。日本語では「科学における女性と女児の国際デー」と直訳されてい…

関係代名詞whatを使ったこなれた表現, 助動詞+完了形, 挿入, the way S + V, 感情の原因・理由を表すto不定詞, 感覚動詞+O+動詞の原形, など(10年前、エジプトのカイロで: その3)

今回も、前々回と前回の続きで、ちょうど10年前のエジプトでどんなことがあったかを回想したジャーナリストの連ツイより。 米ニューヨーク・タイムズ (NYT)のジャーナリスト、リーアム・スタックさんはアラビア語を流暢に話すアメリカ人で、当時「革命」の中…

仮定法過去, 仮定法過去完了, if節のない仮定法(政治家たちに民主主義を守る気があるのならば……)【再掲】

本日2月10日、Windows Updateが全然終わらないので、準備中のブログ記事を書きあげることを断念し、明日の休日用に準備してあった過去記事をアップします。本日予定のエントリは明日11日にアップします。あしからずご了承ください。 このエントリは、2019年1…

肯定文でのany, if節のない仮定法, used to do ~, remember doing ~, など(10年前、エジプトのカイロで: その2)

今回の実例は、前回の続きで、Twitterの連ツイを読んでいこう。 10年前のちょうど今頃、エジプトのカイロでホスニ・ムバラク大統領(当時)の退陣を求める大規模抗議行動を中から取材していたアメリカ人ジャーナリストが、抗議デモを監視していた秘密警察に…

関係代名詞の非制限用法, let + O + 原形, 時制(10年前、エジプトのカイロで: その1)

今回の実例は、Twitterから。 10年前の今ごろ、世界の目はエジプトの首都カイロに注がれていた。2011年1月25日、近隣のチュニジアでの革命に刺激を受けた人々が、自国の独裁者ホスニ・ムバラク(彼は形だけの選挙を行って、自分の息子に後を継がせるつもりで…

仮定法過去(もしも保守党が本気でNHSに金をかけたいと思っているのなら……)【再掲】

このエントリは、2019年12月にアップしたものの再掲である。 ----------------- 今回の実例はTwitterから。 英国では今週の木曜日、12月12日が総選挙の投開票日である。12日の朝から夜まで投票が行われ、即日開票となり、だいたいの議席が確定するのは翌13日…

仮定法過去完了(ifの省略と倒置)(引退を賭けた試合に勝利したボクサー)【再掲】

このエントリは、2019年12月にアップしたものの再掲である。 ----------------- 今回の実例はTwitterから。 現地時間で2019年12月7日(土)の夜、サウジアラビアでボクシングのWBAスーパー・IBF・WBO世界ヘビー級タイトルマッチが行われ、アントニー(アンソ…

分詞構文, やや長い文, 倒置, those + 形容詞, among(中村哲さんと5人のアフガニスタン人の殺害)【再掲】

このエントリは、2019年12月にアップしたものの再掲である。 ----------------- 今回の実例も前回と同じトピックで、ただし個人のツイートではなく報道記事から。 アフガニスタンで中村哲さんの車が何者かに銃撃されて、車の中の人たちが殺されてしまったこ…

have + O + 過去分詞, やや長い文, 挿入, など(世界に広まる森発言)

今回の実例は、Twitterから。 東京オリンピック・パラリンピック大会組織委員会の森喜朗会長の発言が大炎上している。英語圏でまで炎上している。っていうかフランス語圏でも炎上している。五輪種目に「墓穴掘り」があったら、難易度の高い「炎上」も完璧に…

仮定法過去完了と仮定法過去が同居した文(ワシントンDC暴動で亡くなった警官)

今回の実例はTwitterから。 前置きなしでいきなり行こう。ツイート本文中の "Sicknick" は人名(姓)で、1月6日のワシントンDCでの暴動(議事堂襲撃)の際に暴徒に消火器で頭を殴られ、翌日息を引き取った警官、ブライアン・シクニックさんのことである。12…

付帯状況のwith, 形容詞+of+人(大雪とニューヨーカー)

今回の実例は、Twitterから。 北米の中部から東海岸にかけての広いエリアで、冬の嵐が猛威をふるっている。Twitterで北米の報道機関やジャーナリスト、市民のフィードを見ていると、雪には慣れているはずの地域の人たちが本当に外出できないレベルの雪に見舞…

英語の文章をざくざくと読むということ/やや長い文(文が長くなる仕組み), 挿入, 分詞構文など(ミャンマーのクーデター)

今回の実例は報道記事から。 日本時間で今朝2月1日の朝8時ごろ、Twitterで英語圏のジャーナリストたちが次々と、ミャンマー(ビルマ)で軍がアウンサンスーチー国家顧問(事実上の国家指導者)を拘束したいうことを伝えた。つまりクーデターだ(その時点では…

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